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ミャンマー国境沿いの中国人犯罪拠点ミャワディに関与したBGF指導者に逮捕状。タイ人の関与も。
- 2025/2/12
- 事件(タイローカル)
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タイ特別捜査局(DSI)の当局者は、2月11日に検察官と会談し、国境警備隊(BGF)の指導者であるソー・チット・トゥ大佐ら3名に対する逮捕状の発行について協議しました。
彼らは人身売買に関与し、タイを経由地として利用した疑いが持たれています。
容疑者らは、ミャンマーのミャワディを支配する主要な武装組織であるBGFに関係しているため、本件はタイ国外での犯罪が絡む案件として、検察庁が捜査を統括しています。
DSIは、関与者に対する起訴手続きを進めるため、検察庁の承認を求めました。
容疑内容には、インド人を人身売買し、ターク県メーソート対岸のミャワディにある「ヘンシェン・カジノ」でコールセンター詐欺の労働を強制した疑いが含まれています。
DSIによると、この人身売買事件の被害者7名はすべてインド人であり、タイは通過地点として利用されたと言います。
これは、中国人俳優「シンシン(Xing Xing)」が関与した以前のケースと類似しています。
また、タイ人の関与について、DSIは2名のタイ国民が事件に関係していることを確認しました。
そのうちの1名はタイ国内でリゾート開発サービスを提供する企業と関係があるものの、ミャワディを拠点とする企業の役員および従業員としての立場も持っているとされています。
DSIは、ソー・チット・トゥ大佐、モート・トーン中佐、ティン・ウィン少佐の3名に対する逮捕状を請求する予定であり、ヘンシェン・カジノの所有者も捜査対象としています。
実際に逮捕できるかどうか、見守っていく必要がありそうです。