- Home
- 事件(タイローカル)
- ミャンマーで中国系詐欺組織に拘束されていた香港人女性を、タイ当局が救出!
ミャンマーで中国系詐欺組織に拘束されていた香港人女性を、タイ当局が救出!
- 2025/2/2
- 事件(タイローカル)
2月2日、タイ当局はミャンマーと接するターク県近郊で、中国系コールセンター詐欺組織によって拘束されていた31歳の香港人女性を救出しました。
この救出作戦は、タイ王国陸軍とタイ王国警察が連携して実施したもので、作戦の発端は、タイ麻薬取締委員会(ONCB)からの情報提供でした。
麻薬取締委員会は、12人の香港市民がミャンマー国内の中国系コールセンター詐欺グループやオンライン賭博サイトで強制労働させられている可能性があると警告していました。
その後、麻薬取締委員会は、ミャンマーのミャワディ南部にいる香港市民が、タイへ脱出を希望していると陸軍に通報しました。
この地域は以前より、中国人コールセンター詐欺グループやオンライン賭博業者の主要な拠点として知られていました。
情報を受けた陸軍は、タイのヤンゴン駐在警察官ナット警察大佐に協力を要請します。
同氏は、この地域を支配する民主カレン仏教徒軍(DKBA)の司令官と連携し、救出作戦を展開しました。
陸軍の発表によりますと、民主カレン仏教徒軍の協力により、香港人女性は無事に救出され、2月2日にタイ領内へと戻ることができたとのことです。
なおこの女性がどのようにして、ミャワディに連れてこられたかは不明です。
またタイ経由かもしれません。