バンコク、PM2.5対策でBTS・MRT・バスが7日間無料。政府が約1.4億バーツを損失補償。

タイ政府はバンコクのPM2.5問題を解決するため、BTSやMRT、バスを7日間無料で利用できる措置を導入したと発表しました。

この施策は1月25日から開始され、車両使用の削減を目的としています。
また政府は、この無料期間の補償費として約1億4千万バーツを中央予算から支出する提案を閣議に提出する予定とのことです。

スリヤー副首相兼運輸大臣は、BTSやBEM(バンコク高速道路および鉄道公共会社)と協議し、政府が7日間の無料利用分の補償を行う方針を伝えました。
この補償額は過去7日間の平均収益を基準に計算され、中央予算から約1億4千万バーツを補填する予定です。
この提案は閣議で承認を求める予定であり、大臣たちの賛同が得られると見込まれています。

スリヤー副首相は
「無料期間中に利用者が20~30%以上増加すると見込まれます。
7日間の措置終了後にPM2.5の値が減少しない場合は、期間延長を再評価する予定です」
と述べています。

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