タイの工事現場はリアル「カイジ」の世界です。安全二の次、死亡者出るのは当たり前。

12月28日、ノンタブリー県バーンクラング地区にある建設現場で、足場が崩落し作業員1名が死亡、1名が重傷するという事故が発生しました。

事故現場はノンタブリー県スポーツスタジアム近くの建設中の建物で発生しました。
倒壊した足場と柱を成形するための型枠が、建物の側面から地面に落下し、トタンフェンスに引っかかる形で散乱していました。

死亡したのは27歳のカンボジア人女性作業員ラッタナーさん。
また、ミャンマー人女性作業員1名も負傷し、病院に搬送されています。

事故当時、ラッタナーさんと負傷者の女性は建物の下で作業をしていました。
一方、建物の6階では柱の型枠を解体する作業が行われていましたが、その際に型枠が誤って落下し、3階の足場に直撃しました。
そして足場と型枠が崩れ落ち、下にいたラッタナーさんと同僚を直撃したとされています。

警察は現場での調査と関係者への聞き取りを行い、事故原因の究明を進める予定とのことです。

相変わらず、タイの工事現場は「安全二の次」、死と隣り合わせです。
まるでカイジの世界のような話ですが、これがタイの現実なのです。

 

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