NIDA世論調査。バンコク市民、渋滞税導入に反対多数。ゴミ分別料金差別化には賛成意見が優勢。

12月15日、タイ国家開発行政研究所(NIDA)の調査センターは、「2つの新しい政策に対するバンコク市民の意見」というテーマで、バンコク在住の18歳以上の1,310人を対象に実施した調査結果を発表しました。

この調査では、ゴミ収集料金の差別化と渋滞料金の導入に対する意見が問われました。

◆ゴミ収集料金の差別化について

市民に対して、ゴミ分別の取り組みに応じて異なる料金を課す政策について意見を尋ねたところ、

・賛成(非常に賛成+やや賛成):73.97%(非常に賛成50.31%、やや賛成23.66%)

・反対(全く賛成できない+あまり賛成できない):26.03%(全く賛成できない15.73%、あまり賛成できない10.30%)

さらに、月額20バーツのゴミ分別プロジェクトへの登録については、80.76%が「全く知らない」と答え、プロジェクトの認知度が低いことが判明しました。

◆渋滞料金の導入について

渋滞緩和と電車補助金の資金調達を目的とした、特定車両(乗用車)への渋滞料金(渋滞税)の導入については、

・反対(全く賛成できない+あまり賛成できない):68.16%(全く賛成できない49.92%、あまり賛成できない18.24%)

・賛成(非常に賛成+やや賛成):31.08%(非常に賛成17.10%、やや賛成13.98%)

また、この政策が成功する可能性については、55.50%が「全く成功しない」と回答しました。

◆調査のまとめ

ゴミ分別料金の差別化については、市民の多くが賛成していますが、認知度や参加意識が低いことが課題です。一方で、渋滞料金に関しては多くの市民が反対しており、特に成功する見込みが薄いという意見が多数を占めました。

ゴミ分別料金は良いですが、結局あちこちにポイ捨てする人が増えるだけなので、先ずは逃げ道をふさぐのが先決。
むしろごみをごみとしてきちんと出している国民は、まともな方です。
ゴミをきちんと捨てたら、電気代を安くするなどインセンティブを与えた方がよいでしょう。

渋滞税は、徴収することが自体が不可能なので、会議するだけ税金の無駄遣い。

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