ラヨーン県の2校で原因不明の集団感染症発生! 数日間の渡り嘔吐や下痢の症状を持つ生徒や教師続々。

衛生管理、安全管理があまりにも信用できない国なので、何が起こっても不思議ではありません。
また起こっても、誰も責任をとってくれません。

タイのラヨーン県クラーン地区の2つの学校で、多数の生徒が下痢や嘔吐を訴え、700人以上が体調を崩しています。
このため、学校は1日休校措置を取ることとなりました。
現地の保健機関が、原因の特定を急いでいます。

11月8日午前11時30分、プロン チャン プアック寺院小学校での調査の結果、保健所と病院の感染症対策チームが、水や食事、学校の食事調理用具に原因がある可能性があると考え、検体を採取しています。

発症の経過

  • 11月5日:84人が体調不良
  • 11月6日:330人に増加
  • 11月7日:スポーツイベントを実施し、体調不良者は226人に

8日も1名の生徒と10名の教師が症状を訴えています。
学校では飲料水や牛乳、児童の便を採取し、公衆衛生機関に検査を依頼しています。
検査結果が出るには72時間かかる見込みで、感染拡大の状況を引き続き監視しています。

学校は、校内の消毒作業を徹底するため、9日に全面消毒を行い、11日から通常授業を再開予定です。
体調不良の生徒は自宅療養とし、登校時には全員マスク着用、手洗い励行、物の共用を避けるなどの感染対策を徹底する予定です。

もう1つの学校でも、同様の症状が報告されており、11月4日から8日までの間に合計100人が下痢や嘔吐を訴えました。
感染拡大の原因を探るため、こちらの学校でも水や食べ物の検査が行われています。

両校は現在、公衆衛生機関と連携して感染拡大を防ぐための対策を講じており、地域住民や保護者も感染予防に協力しています。

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