ハッカーがカフェチェーン「Black Canyon」に、顧客データを盗んだと脅迫。Xデーは11月5日。

11月2日、タイのカフェチェーン「Black Canyon」のFacebook公式ページが、顧客に向けた警告文を投稿しました。

加えて、同社は顧客データが厳重なセキュリティ体制の下で保管されており、金融情報は収集していないと説明しています。
しかし、一部の顧客が不正なリンクを含むメッセージをLINEで受け取っているとして、そのリンクをクリックしないよう注意を呼びかけました。
現在、同社はLINE社と協力して対策を進めています。

この投稿の後、ハッカーはLINEでBlack Canyonに応答し、同社のシステムに侵入し958GB以上のデータを盗んだと主張してきました。
さらに、11月5日までに返答がない場合、データを公開すると警告し、証拠としてリンクを送付しました。

続けて、ハッカーは再度侵入してデータベースを削除し、顧客が会員システムにアクセスできないようにしたと主張してきました。
また、同社がバックアップを保有しているものの、全店舗で一時的に手書き対応が必要になる可能性もあると述べています。

Black Canyonは、LINEアカウントの侵害だけでありデータベースは無事と顧客に説明していますが、ハッカーは同社の全データベースにアクセスしており、個人情報や財務データも含まれていると反論しています。

交渉が行われなければ、11月5日に情報を公開すると再度警告してきています。

 

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