バンコク首都圏のシャインマスカット、95%以上から残留農薬。一部は洗浄でも除去困難。

最近、店舗を通さず時価売りしているトラックで、やたらとシャインマスカット販売が目立っていたのはこういうことだったのかもしれません。

10月24日、タイ消費者財団(タイPAN)と消費者財団、タイ食品医薬品局(FDA)は、バンコクとその周辺地域で販売されているシャインマスカットの農薬残留検査の結果を発表しました。

「スマートショッピング」誌の編集者、タッサニー氏によれば、消費者からの問い合わせが増えており、シャインマスカットが様々な販促活動とともに広く販売されている中で、残留農薬に関する懸念が高まっていると主張しています。
これを受け、消費者財団は農薬警戒ネットワークと協力し、24のサンプルをランダムに選び、農薬の検査を行いました。

その結果、95.8%のサンプル(23/24)が法律で定められた残留基準を超え、50種類の農薬が検出されました。

検出された農薬は50種類にも及び、そのうち26種類は危険物質として分類され、特にタイ国内で使用が禁止されている「クロルピリホス」と「エンドリン・アルデヒド」も含まれていました。
これらの残留農薬の74%は「システミック農薬」として、果肉内部に浸透しており、洗浄では除去が困難とされています。

検査結果を受け、消費者財団は関連する企業や小売業者に対し、基準を超える残留農薬が検出された商品を棚から撤去するよう求めました。
また、農産物の輸入業者や小売業者に対しては、商品の原産国を明確に表示するように要請しています。

一方、タイ食品医薬品局(FDA)は今後も輸入された農産物の監視を強化し、消費者の安全を確保するための迅速な対応を進める計画を発表しました。

っていうか、輸入するときに調べろよ!
タイ政府、マジ勘弁!
95%って、ザル過ぎるだろ!
と市民が怒り狂っています。

 

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