タイ工業団地公社、バンコクで洪水注意報発令も鉄壁の防御に自信。2011年の教訓を生かせるか?!

タイ工業団地公社(IEAT)は、アユタヤにある3つの工業団地が上流からの大量の増水にもかかわらず、洪水の心配はないと宣言しています。

10月10日、タイ工業団地公社は、バンパイン地区にあるハイテク工業団地とバンパイン工業団地、ナコンルアン工業団地が洪水の影響を受けることはほぼないだろうと発言しました。

同氏によれば、2011年の洪水危機以来、これらの3つの工業団地では洪水対策が取られており、その対策の一環として、工業団地の周囲に高さ7〜8メートルの堤防が建設されています。

また、先週、洪水防止対策の準備状況を確認するために職員が派遣され、工業団地周辺の運河や下水の浚渫作業が行われ、すべての排水ポンプの準備も整えられました。

さらに、ポンプで排出された水が周辺地域に洪水を引き起こす可能性がある場合、タイ工業団地公社はその地域のコミュニティへの支援も準備していると説明しています。

一方、サムットプラカーンのバンプー工業団地では、総合的な洪水防止システムの建設をほぼ完了したとタイ工業団地公社は報告しています。
この工業団地は低地には位置しておらず、連続した大雨が降った場合のみ洪水の被害を受けることがあると述べています。

ただ、2011年の洪水の時は、外側から水が押し寄せてくるというより、舗装道路の下から水がわきあがってきていましたので、堤防が役に立たないところもありました。
ただハイテックを始めとしたアユタヤの工業団地は、排水ポンプも準備されているとのことで、おそらく2011年の洪水規模なら耐えられるようになっているのかもしれません。

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