イスラエルとハマス紛争の影で、タイのお隣ミャンマーでは粛々とジェノサイドが進められています。

イスラエルとハマスの戦闘状態ばかりが取りざたされていますが、タイのお隣ミャンマーでも、政府による殺戮が粛々と行われています。

ミャンマー北部の避難民キャンプへの軍事攻撃で29人が死亡、数十人が負傷したと、反政府組織の報道官が10月10日AFP通信に語りました。

ミャンマー軍事政権は、2021年のクーデターに対する抵抗勢力の鎮圧に苦戦する中、民間人を標的にこれまでもジェノサイドを続けています。

カチン独立軍(KIA)によりますと、今回の攻撃は9日23時30分ごろ発生しました。

この攻撃により、子供や高齢者を含む29人が死亡、56人が負傷したとKIAは述べています。

2021年に軍がアウン・サン・スー・チー政権を追い落としてから、カチン州では1万人以上が避難生活を強いられています。

昨年10月には、KIAが開催したコンサートをミャンマー軍が空爆し、約50人が死亡、70人が負傷しています。

ミャンマー軍事政権は、空爆で民間人が死亡したという報道は「噂」だと一蹴しています。

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