アルジャジーラが報じる「プーケットはロシアンマフィアに乗っ取られている!」に対し、タイ政府の反応は…。

アラブ系の放送局アルジャジーラが報じるところによりますと、現在プーケットでは、ロシア人が不動産を購入し、観光業などで、タイ国民との仕事の奪い合いを繰り路げ、ロシア人がタイの地元企業を乗っ取っているとする主張しています。

入国管理当局は、2023年1月から2023年8月までに合計256万9,052人の観光客がプーケットを訪れ、このうちロシア人観光客は48万7,504人で19.34%を占めていると発表しています。

ほとんどのロシア人観光客は短期滞在でプーケットを訪れており、そのうち長期ビザを持ってプーケットに居住しているのは9,275人だけで、全体の約1.9%とのことです。

警察当局はまた、2023年1月から2023年8月までの外国人の犯罪行為に関する統計も提供しており、その中には外国人が関与した事件が635件含まれており、そのうち78件がロシア人で、12.28%を占めていました。

プーケット観光ビジネス協会会長は、プーケットを訪れる観光客の中で最も多いのはロシア人だが、長期滞在する人はそのうちのほんのわずかだと指摘します。
したがって、不動産価格の上昇はロシア人観光客だけに依存しているわけではないと主張しています。

ロシア人がライドシェアのドライバーとして働いていることについては、そのような調査結果はなかったと言います。
さらに、ロシア人を雇用した旅行会社15社はすべて適切な労働許可証を持っていたと話します。
外国人による労働違反に関連した事件は20件あったが、そのうちロシア人が関与したのは3件のみだったとのこと。

プーケット入国管理局長は、ロシア・マフィアの存在を証明する明確な証拠はないと主張しています。

まあ、タイには売春もないし、人身売買もないし、みんな幸せだってことに政府発表ではなっていますからね。
中国人にしてやられてしまったように、外国メディアがせっかく教えてくれているうちになんとかした方が良いと思うのですが…。

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