中国人観光客が来ない! 焦る観光スポーツ省が打ち出した政策が中国人観光客へのビザ免除。それはちょっと…。

2023年の最初の7か月間の到着者数が目標を下回っているため、タイ政府は入国者数を増やすために中国人観光客に対するビザ免除を導入する可能性があると伝えられています。

観光スポーツ省は、1月から7月までに500万人から700万人の中国人観光客がタイを訪れるだろうと推定していましたが、主に中国経済の減速により、多くの中国人が支出をより慎重にせざるを得なくなったため、到着者は200万人程度にとどまりました。

タイの旅行代理店によると、タイで同胞が中国人ギャングに食い物にされているという中国メディアの報道により、観光客の間で安全に対する懸念が高まっていることが原因ではと語ります。 また、多くの中国人は、はるかに安価な国内旅行を選択しています。

セター首相は、タイの観光事業者との最近の話し合いの中で、中国人観光客のビザ取得要件を免除すべきであるという彼らの提案を検討することに同意しました。
ただし、中国人到着者の中にはビザ免除を利用しようとする犯罪分子がいる可能性があるため、この問題は治安当局と話し合う必要があると述べています。

ビザ免除は10月に施行される予定だが、それは一時的なものになるだろうとも。

コロナ以前に来ていた観光客は、犯罪者以外きちんとビザを取って入国していました。
数字が出ないからと言って、ビザを免除すれば問題が解決するとはあまりにも浅はかな政策ではないでしょうか。
このようなことをしても、喜ぶのは犯罪者のみです。
この政策を推し進めれば、犯罪者が大挙してタイに流れ込み、潜伏し根をはることでしょう。

すでに書かれているように、観光客が戻って来ないのは中国の国内経済事情にあり、またタイ国内における中国人犯罪が激化していることにも起因しています。
治安を悪化させるようなことをすれば、更なる観光客の減少は進むことでしょう。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る