総建設費用は74億バーツ! パタヤに巨大公共事業。大型クルーズ船ターミナルの建設計画。

またまた、ド派手な巨大公共事業です。

海事省は2023年、パタヤにタイ初のクルーズ船ターミナルを建設するための閣議決定を求める予定です。
海事省はクルーズ会社からの需要の高まりに応えるため、ターミナルの開発を監督すると6月29日高官が述べています。

同省エンジニアリング部門の責任者ワナチャイ氏は、クルーズ船ターミナルは74億バーツ相当の官民パートナーシップ(PPP)プロジェクトに基づいて建設されるだろうと述べています。

運営する民間会社には、バリハイ桟橋のそばに建設されるパタヤクルーズ港に対し、30年間の利権が与えられます

報道によりますと、今年のクルーズ船乗客数は全世界で3,150万人と推定され、来年は3,600万人に増加すると予想されています。
同氏は、タイはクルーズ船の中で3番目に人気のあるアジアの目的地であると付け加えます。

海事局の調査により、バリハイ桟橋の周囲1キロメートルの敷地が特定されました。
新しいターミナルには、大型クルーズ船2隻が同時に入港できるようになる予定です

タイには毎年約500隻のクルーズ船が訪れるが、専用のターミナルがないため、乗客が上陸する際には小型ボートに乗らなければならないと主張しています。

同省はサムイ島、スラートターニー、クラビにもクルーズ船ターミナルを建設する可能性があると述べています。

現在、クルーズ船はバンコク港とレムチャバン港に停泊することができますが、どちらも商業港であるため、乗客のための施設がありません。

もしこの法案が閣議で承認された場合、同省は来年 PPP 契約の草案を作成し、2025 年に入札を募集する予定とのことです。
建設は 2026 年に開始され、2029 年に完成する予定です。

総建設費用は74億バーツで、建設費59億3,400万バーツと運営・維持費14億7,800万バーツに見積もっています。

同氏は、政府が土地を収用し、ドック施設、旅客ビル、ドッキングブリッジ、駐車場を建設するために55億3,400万バーツを投資すると述べています。
さらに民間の落札者は、電力と水道の設置、ターミナルを運営するための機器の購入など、運営・維持管理に18億7,700万バーツを投資します。

この投資利回りは20%となり、投資は10年以内に回収されると見積もっています。

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