【バンコク】高騰し続けるガソリン価格にトラックでデモ行進！

２月８日火曜日、数百台の貨物トラックがバンコクの主要な道でデモ行進を行い、渋滞が発生しました。
デモによる主張は、タイ政府にディーゼル価格を下げろという内容でした。

抗議するトラックとタクシーの運転手は、バンコクから北に向かう幹線道路に沿ってゆっくりと行進し、燃料を手頃な価格にできないエネルギー大臣に対し、辞任を要求しています。

エネルギー省が10月以来維持している１リットルあたり30バーツよりも5バーツ低い、25バーツを上限とするディーゼル１リットルの価格を、タイ陸運連盟は望んでいます。

同省によると、実質価格は１リットル当たり３５バーツであり、これは世界的な価格上昇を反映しているものとのことです。
トラック運転手の要求通りにするには、補助金として月額180億バーツ（約630億円）が必要になると試算しています。

エネルギー問題は、現代社会にとって常につきまとう大問題の一つです。
先送りや外国の助けのみではどうしても乗り越えられなくなる日がきっと来ます。
ここは政府の手腕が試される大切な問題です。