【動画あり】サムロン~ラープラオまでのイエローライン、試運転開始。開通は2022年半ばに。
- 2021/11/29
- バンコクとその近郊
ラープラーオ~サムロン区間でのイエローラインモノレール列車の試運転が、11月25日からバンコクのバンナー地区のスリラム駅の隣にある整備基地から始まったとニュース筋が明らかにした。
モノレールは、スリラム駅からサムットプラカーンのサムロン駅まで走り、倉庫に戻りました。
イエローラインは、タイの高速鉄道公社(MRTA)とバンコク東部モノレール株式会社の共同投資プロジェクトで進行しています。
バンコクのラープラーオとサムットプラーカーン県を結ぶ高架式の大量高速輸送鉄道です。
長さ30.4キロメートルの路線には23の駅があり、2022年半ばに完全に開通する予定となっています。
イエローラインのモノレールは、ラープラオ通りとエアポートレールリンク駅周辺の交通渋滞を緩和するのに役立つと期待されています。
タラートロットファイのあるシーナカリン通りも、大分渋滞が激しい道路なので、イエローラインは完成すればかなり便利になりそうです。
ただBTSもタイ人にとっては、高額な運賃がネックになっているようですので、また富裕層は歩くのが嫌いでしょうから、結局バスや車にしか乗らないとなると意味がないのですが…。
さらに乗り継ぎアクセスも、サムロンやラープラオまで行かないといけないので、観光客やスクンビット住まいの方などにはあまり縁がない乗り物かもしれません。