穴場グルメがいっぱい!チュラ大裏「スアンルアンスクエア」①~張辣面(Zhāng Làmiàn)編
- 2021/11/24
- タイ料理
元来、古今東西、老若男女、どこの国でも本当においしいものは学生街にあり!
これはファクトチェックの必要なしに、受け止めなければならない事実であろう。
食欲旺盛で、しかもトレンドに敏感、ただ手持ちは少ない学生たちは、安くて、旨くて、おっしゃれ~な食べ物に必然と魅かれるもの。
これは、N極がS極に引かれている行くのと同じく、もはや抵抗の余地もない必然なのである。
という持論をひっさげ、やって参りましたのはタイの東大と言われているチュラロンコーン大学、通称『チュラ大』。
そのチュラ大の裏手、観光客も大好きなMBKセンターの裏口から出て徒歩5分ほどの場所にある『スアンルアンスクエア』。
ここには、前述の学生が好きそうな「安くて、旨くて、おっしゃれ~」な食べ物屋さんがズラリと軒を連ねているのだ。
ただし胃袋は一つ!
今日はその中での選りすぐりの一店、『張辣面(Zhāng Làmiàn)』をご紹介しましょう。
先ずは店名。
これなんて読むか知っている人は、大学で中国語を習っていた人か、中国人でしょう。
「張」は、中国語で「ヂァン」と読みます(カタカナで書きます)。
「辣面」はラーメンだから、要するに「張さんのラーメン屋さん」、もしくは今風に『麵屋張』とでもいいましょうか。
とにかくこの店だけ、人の出入りやGrab Foodのデリバリーがひっきりなしで忙しそうでした。
早速、中に入ってみましょう。
お店の中に入る前に、長時間ほろほろに煮込まれた旨さ鉄板級の牛肉を見せつけられ、食欲マックスでキュインキュイン状態に。
店内も新しくてキレイで清潔感あって、女性でも入りやすい。
正直、おいしくてもキタナシュランは苦手な、女子力高めのオディサンです。
メニューは頑固一徹、自慢の4品だけで勝負してます。
初回なので、オーソドックスな「ヂァンラーメン(牛肉)」70バーツをマイペッで。
おおーっ! タイに住んでいるとどんな商品でもパネマジがスゴすぎて、もはやがっかりさせらることに慣れていた今日この頃でしたが、天使はここで微笑みました。
ここのは、器いっぱいにほろほろ牛肉が敷き詰められてるではあ~りませんか!
まるで、カイジがパチンコ「沼」を攻略した時のパチンコ玉ように、牛肉が行き場を失うがごとくひしめき合っています。
もうこれだけで感動。
もうラーメンを食べるように、お宝のチャーシューを最後にとっておく必要はありません。
贅沢に最初の一口から、ラーメンとコラボレーションさせても、まだまだ楽しめます。
麺を持ち上げると、中国の薬膳スープのようないい香りがします。
「医食同源」。
食べて満足、食べて健康になれる一品でした。
ちなみにトッピングも選べます。
私は、ヌアサイ(牛肉のホルモン)を頼んだのですが、売り切れだそうで食べれませんでした。
飲み物も安い!
このメニューだけで、大繁盛のお店です。
『スアンルアンスクエア』の周辺は、タイでは珍しいほどに非常に整備された街並みとなっています。
リトル「国立(くにたち)」とでも言いましょうか。
今回はさわり程度にご紹介しましょう。
先ほどの『張辣面(Zhāng Làmiàn)』の並びにも、おいしそうなお店が並んでいます。
道を挟んで反対側へ。
最後の写真は日本食のお店でしたが、ここまで来て日本食はいいかな。
タイ人の学生さんらには、ウけるかもしれませんが…。
さらに一本奥のエリアに。
ここもものすごいお客さんがいました。
ムーガタのお店です。
ふわトロオムレツに包まれたごはんに、ピリ辛ガッパオなどを乗せた料理がメインのお店。
ピリ辛タイ料理が、卵の甘さで和らいで、絶対美味しいやーつです。
次回必ず挑戦するです、はい。
次は餃子のお店。
こんな感じに様々なお店があるにも関わらず、全くバッティングしていないという調和の良さ。
何度も来なけりゃ、『スアンルアンスクエア』の良さは分かりません。
サイアムスクエアなんてのは、観光客がおのぼりさん用の場所。
涼しいMBKセンターの中を通って、さらに少しだけ足を伸ばしてみて下さい。
タイをよく知っている方も、そうでない方にも、新たな発見があるかもしれませんよ。
また別のお店に行ったら、レポートさせて頂きますので、お楽しみに。