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デモの現場には絶対に行かないで下さい! 「ハイソ・ルークナット」氏、デモ現場で失明の大怪我。
- 2021/8/16
- タイローカルニュース
現政権に対する不信と不安から、タイの首都バンコクでは連日のようにデモが行われ、その内容が日増しに過激化しつつあります。
それに伴い、在タイ日本国大使館を始め、本誌のようなメディアでも度々、デモの現場に近づかぬように注意喚起をしてまいりましたら、なかなか言葉の通じない人がいるようです。
本当に現場は危険ですし、ケガなどを負った場合に、周囲の人や程度によっては大使館の人に多大な迷惑をかける結果となります。
そのような自分の行動に対する責任といったことを考えて、行っていますでしょうか。
8月13日にも反政府デモが行われました。
群衆は戦勝記念塔からプラユット首相の住居まで行進し主張を繰り広げていきましたが、タイ警察はそれに対し催涙ガスとゴム弾薬、放水車などで対抗してきました。
その折、催涙ガスの金属の玉が、タナット・タナキット・アムヌアイ氏こと、「ハイソ・ルークナット」氏の右眉に当たりました。
名前からも分かる通り、タナットさんは「ハイソ」、富裕層の出でありながら、今回のデモに参加しています。
彼のフェイスブックの投稿によりますと、右眉の傷損傷が大きく手術をしましたが、結果的に右目は二度と光を感じることができない状態となってしまったそうです。
このように現場は大変危険な状態です。
我々日本人は、タイでは外国人という立場です。
くれぐれも個人的な思惑のために、身勝手な行動は慎んで頂くようお願いするものです。