バンコク都、8月初旬まで新たに6千床超の隔離施設を増設。すでに現場は医療崩壊中。
- 2021/7/25
- バンコクとその近郊
バンコク都(BMA)は8月初旬までに、入院を待っている新型コロナウイルス患者のために、6,013床の53地域に隔離センターを開設する予定とのことです。
バンコクのアサウィン知事は24日金曜日に、BMAは自宅隔離に入ることができなかった患者のために、3,390床の23地区の隔離センターをすぐに開く準備ができており、地区ごとに1つ以上の隔離センターを開く予定であると述べました。
一方、国家健康安全保障局(NHSO)によると、バンコクとその周辺の県で症状がまったくないか軽度のCOVID-19患者は、自宅隔離または地域隔離で治療を受けています。
本日の発表ではとうとう、タイ全体の新型コロナ感染者数が1万5千人を超えました。
バンコクの昨日の発表の新規感染者数は2700人超です。
病院に入れず、自宅隔離も行えない感染者が外に溢れだし、遺体が路上に放置されだしました。
タイの首都の医療は完全に崩壊していると言えるでしょう。
とにかく入り口を止めなければ、どんなに病床を増やしても足りません。
一刻も早く漏水箇所に蓋をすべき時です。