【タイ】1月28日新型コロナ新規感染者数756名!その内訳を見る

1月28日。本日も新型コロナ新規感染者の全体数としては756名と高止まりしているかのように見えます。

クロスボンバー読者の方は既にお気づきかと思いますが、この756名のうち724名、実に9割以上がサムットサコーン内のコミュニティ間感染(市場内の外国人労働者など)によるものでした。

タイ国内間感染者は、サムットサコーン9名、バンコクの8名など合計22名のみでした。

この流れをタイ政府も考慮し、2月からは一部新型コロナ対策のため規制にあえいでいた業種に対し、緩和措置が行われる見込みのようです。

ただ「サムットサコーンは除く」とあり、タイ政府としてもサムットサコーンから、感染者を他県に広げないことが肝要であることは認識しているようです。

それでも昨年のような強めのロックダウンをかけず、連日サムットサコーンより人が流れてきていますので、その辺りがバンコクや隣県に影響を与えていると思うので、一抹の不安を感じずにはおれません。

昨日タイ観光庁が、新型コロナ陰性証明書とワクチン接種があれば、14日間の隔離なしに観光客を迎え入れるようにすると提案すると述べていましたが、陰性証明書を持って、相当な書類審査と共に現時点でも人の往来はありますが、本日も10名に陽性反応がでてしまっています。
PCR検査自体100%のものではなく、ワクチンも100%信頼できるものではないのに、このような提案が通ると思っているのでしょうか。
あまりにも利権重視の突拍子もない提案に、正直驚きの方を強く感じました。
いずれにせよ、先ずはタイ国内が正常に戻ることを一刻も早く願うばかりです。

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