タイ運輸相、イタリアンタイD社の工事14件を15日間停止命令。ブラックリスト化の話はどうした?

昨日、アヌティン首相の大ナタ裁断について賞賛してしまいましたが、これは話が違い過ぎる。

1月16日、ピパット運輸相は、相次ぐクレーン倒壊事故を受け、イタリアン・タイ・デベロップメント(ITD)が請け負う建設事業14契約を15日間一時停止し、安全点検を実施するよう命じた。
また、安全上の問題から2件の契約はすでに解除したと述べた。

運輸省は事故原因や責任の所在を調査するため、「事実調査委員会」を設置。
さらに、建設段階から運用段階までの安全基準を監督・強化するため、「安全基準監視委員会」も発足。
これらの委員会には、陸運局、鉄道局、港湾局、道路局、空港公社など関係機関が参加する。

加えて、請負業者の登録・格付け制度や「コントラクターブック」の実務運用を加速させるための新たな委員会も設置され、調達プロセスにおける安全管理の強化が図られる。

ピパット運輸相は、①事故原因の迅速な解明、②長期的な安全基準の向上、③請負業者の規制・監督強化、の3点を重視する姿勢を強調。
被害を受けた市民への補償についても、早急に取りまとめるよう指示した。

昨日のアヌティン首相の発言では、イタリアンタイD社についてはブラックリスト化するということでしたが、たった15日間の工事停止では、ほとぼりが冷めたらそのまま続行といういつものパターンではないか。
そもそも②の安全基準の向上は、これまで事故で死亡者が出るたびに、オウム返しのように繰り返し述べてきた内容。
その後、何一つ向上したことがありませんでした。
このような対応しかできないというのは、何か理由があるのかな?

 

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