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タイ・シラチャーの警察署で拘束のミャンマー人男性が不審死。留置所内でトラブルか?
- 2025/12/23
- 事件(タイローカル)

12月21日正午ごろ、警察から「留置房内で意識を失い反応のない被拘束者がいる」との通報を受け、救助隊が出動しました。
現場に到着した救助隊は、男性用の独房内で、上半身裸で長ズボンを着用したタン・シトンが壁にもたれかかるように倒れているのを発見した。
発見時、脈拍や生命反応は確認できず、死亡が確認された。
タン・シトンは12月21日午前2時18分、酔って公共の秩序を乱しているとの通報を受け拘束された。
拘束時点ですでに不明確な外傷があり、過去のトラブルによるものとみられたため、最初にレムチャバン病院へ搬送され治療を受けた後、警察署に留置されたという。
コムクリット署長は、警察署到着時、タン・シトンは依然としてひどく酔っており、共同留置房内で他の被拘束者に対して攻撃的な行動を取っていたと説明する。
危害を防ぐため、警察は後に独房へ移したという。
夜通し落ち着きがなく、眠ろうとしなかったとも報告されていた。

同じ留置房にいた被拘束者の証言によると、タン・シトンは当初は変わった様子はなく、配られた食事も取っていたという。しかしその後、興奮状態になり、トイレの壁に何度も頭を打ち付け、出血するまで続けたという。
他の被拘束者がティッシュで傷を拭き、本人の求めに応じて頭痛薬を与えたと証言している。
被拘束者らは、他人から暴行を受けた形跡はなかったというが、タン・シトン自身が他の被拘束者を攻撃したとされ、就寝中だった人物を殴ったこともあったという。
これは、寝る場所をめぐる口論で相手に押し返されたことがきっかけだったとされ、警察が独房に切り替えた理由になったという。
翌朝になると、彼の容体は悪化し顔色が悪くなり、呼吸が苦しそうな状態に。
やがて反応がなくなった。
隣の留置房にいた被拘束者が、呼びかけに反応しないことに気づき、看守に知らせたという流れだ。
当局は、調査および目撃証言から他殺の可能性は低いとしているが、最終的な判断は解剖結果によって明らかにするとし、事件は引き続き調査中とのことだ。






































