タイの製氷工場でアンモニア漏れ。刺激臭が住宅街にも拡散。住民らに一時的な非難を呼びかけ。

12月10日20時頃、ノンタブリー県のバーンシームアン(บางศรีเมือง)地域にある製氷工場でアンモニア漏れが発生し、強烈な刺激臭が周辺のコミュニティに広がった。
担当当局は急いでバルブを閉鎖し、風下に住む住民に対して、濡れタオルで口と鼻を覆い、一時的に避難するよう警告を発した。

現場はプティプランプラモート寺院(วัดพุฒิปรางค์ปราโมทย์)近くにある製氷工場であり、アンモニア臭は風下の住宅地まで流れていた。
そのため当局は、近隣住民に対し外出を控え、家の戸や窓をしっかり閉めるよう警告した。

その後、20時20分の時点で当局はバルブの閉鎖に成功し、漏洩は減少したものの、一部地域では依然としてアンモニア臭が残っている状態だった。
作業員らは臭気の濃度を下げるため散水による拡散抑制を続け、安全レベルの確認を継続している。

関連機関は、風下の地域やまだ臭気が残っている場所の住民に対し、濡れた布で口と鼻を覆うか、安全な場所へ一時避難するよう改めて強く呼びかけている。
状況が完全に収まり、アンモニア臭が消えるまで注意を続ける必要があるとしており、当局は再発防止のため漏洩原因の詳細な調査を急ぐ方針だ。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る