タイ、外国人観光客3,000万人突破! 短距離市場の回復も前年比で7.19%減。

マレーシアからの短距離旅行客が、直近の洪水からの回復を背景に増加し、週間到着者数を押し上げ、1.4兆バーツ超の収入を生み出した。

タイ観光スポーツ省は12月9日、2025年の外国人観光客数が3,000万人を突破したと正式に発表した。

2025年12月7日時点で、タイは合計30,273,872人の外国人観光客を受け入れたという。
ただし、この累計は前年同期比で7.19%減少となっている。

これらの観光客による消費額は、推計1兆4,054億8,000万バーツに達する見込みだ。

観光スポーツ省は、この暫定評価を確認し、観光客がもたらした大きな経済効果を強調した。

2025年1月1日〜12月7日の主要送客国トップ5

1位:マレーシア(4,234,976人)
2位:中国(4,184,791人)
3位:インド(2,280,823人)
4位:ロシア(1,685,931人)
5位:韓国(1,438,827人)

一方、12月1〜7日までの1週間の分析では、特に短距離市場で大幅な回復が見られ、到着者数は前週比8.10%増加した。
その結果、週間の外国人観光客数は669,991人となり、前週比5.47%増、1日平均95,713人に達した。

急増の主因は、12月のホリデーシーズン入りと、南部10県での洪水が収束した後のマレーシア市場の大幅回復(前週比27.74%増)であげられている。

週間到着者数(2025年12月1〜7日)トップ5と増加率

①中国:83,046人(+4.13%)
②インド:59,732人(+6.59%)
③マレーシア:56,291人(+27.74%)
④ロシア:53,307人(+2.55%)
⑤韓国:34,161人(+7.11%)

観光スポーツ省は、来週も引き続き観光客の増加が見込んでいる。

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