タイ・カンボジア国境で軍事衝突。停戦声明後、一番の苛烈さ。カンボジアから BM-21 砲撃も。

12月8日、タイ・カンボジア国境紛争停戦への共同声明後に起きた戦闘の中で、一番の激しさとなっています。

タイ陸軍第2軍管区は、カンボジアとの国境地帯で複数の軍事衝突が続いていると発表した。
午前8時30分頃には、カンボジア側がBM-21ロケット砲をタイ側住民地域(ブリラム県バーンクルア郡)に向けて発射し、民家の周辺に着弾した。
現時点で負傷者や死者は確認されていないものの(のちに死傷者が出ていると報道)、軍は住民の安全と主権を守るため最大限の対応を行うとしている。

第2軍管区はさらに、チョーン・アンマー、標高677地点、フアイタマリア、カナー地区、プラサートタムアン周辺の5カ所で、現在も交戦が続いていると報告。情勢は依然として緊迫しており、今後も詳細を随時発表するとした。

軍は関係機関に対し、重要な政府施設の警備強化 と、敵対勢力による攻撃・破壊行為を防ぐ対策を徹底するよう警告。

「国民と国家主権を守るため、あらゆる力を尽くす」と強調した。

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