チョンブリー県の紙リサイクル工場で大規模火災。強風で延焼、夜通しの消火活動。

チョンブリー県ノーンヤイ郡カオソック地区の工業団地内にある紙の圧縮リサイクル工場で、激しい火災が発生し、複数地域から消防車が出動して消火活動にあたったものの、火勢は強く、夜通し放水が続けられた。

12月4日15時頃、同工業団地内のリサイクル用圧縮紙を扱う企業で火災が発生。
火災発生時、作業員らは急いで避難したため、負傷者や死亡者は確認されていない。

火元は第1ゾーンにある5棟の倉庫のうち、3番目の倉庫で、敷地はおよそ100×200メートル。
各地から多数の消防車が出動し、第1・3・4・5倉庫へ延焼しないよう水をかけ続けたが、倉庫内や周辺にはリサイクル待ちの圧縮紙が大量に積まれており、これが可燃性が高く加えて強風が吹いていたため、火勢は急速に広がった。

消防隊は隣接する4つの倉庫への延焼を防ぐための放水に専念するしかなかった。

その後、23時になっても消防隊は交代しながら放水を続け、火を一定範囲に封じ込めようとした。
また、バックホーを使って紙の塊を崩し、水を浸透させて再燃を防ぐ作業も行われた。

しかし、今夜中に鎮火する見込みは低く、消防隊は引き続き火勢を抑え込むための放水を続けているという。

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