加害者である「ウイ」は、有名な骨董鑑定士で、元寺院職員でもある男だった。
弁護士は「子どもが本当にかわいそうだ。ウイは子どもの叔父にあたる人物で、9歳の頃から現在15歳になるまで、性的虐待を受け続けてきた」と述べ、保護者は徹底的に法的措置を取る意向であると説明した。
ピチット県警は次のように述べています。
「この件は示談できない、明確な児童性的虐待事件です。
現在、被害児童への事情聴取を進めており、その後、ウイ容疑者に対して出頭要請を行う予定です。
応じなければ逮捕状を出します。」


11月14日、被害児童Aちゃんと保護者、そして弁護士のパッタマーポーン氏が、ピチット県の警察に被害届を提出した。
Aちゃんによると、仏像・お守り収集の専門家であるウイ容疑者は、Aちゃんを巧みに誘い、小学3年生(当時9歳)から性的暴行を行い、15歳になるまで約6年間にわたり性被害を繰り返していたという。
犯行のたびにウイ容疑者は動画や写真を撮影し、「誰かに言えばSNSに投稿する」と脅迫する極悪ぶりだった。
Aちゃんは恐怖で誰にも打ち明けられず、ウイ容疑者は学校まで迎えに来て無理やり関係を強いる周到ぶりだったという。
証拠として提出されたのは、動画28本、写真70枚以上。
撮影場所は車内、自宅、様々な場所へ行っての宿泊施設などだった。
保護者によると、Aちゃんは幼い頃から両親の離婚により伯母と暮らしていた。
事件が発覚したのは、ウイ容疑者の妻(Aちゃんの伯母方の親族)が夫の不審な行動を疑い夫の携帯を確認、その中にAちゃんの被害映像を発見したことがきっかけだった。
その後、家族が事実を把握し、父親が弁護士に委任して訴え出た。
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