ミャンマー軍と反政府勢力の軍事衝突続く。タイ側の学校に薬莢落下で学生345人が緊急避難。

11月21日午後1時ごろ、タイ・ミャンマー国境付近で銃撃事件が発生した。

ミャンマー軍第22歩兵師団が重火器を装備し、ミャンマーのミンラパーン村に駐屯する反政府勢力の拠点を攻撃。
両軍は戦闘用小火器や重火器で激しい撃ち合いを行った。
反政府勢力は爆弾付きドローンを使用して反撃するなど、戦闘は苛烈を極めた。

一方、戦闘地点からわずか数百メートル離れたタイ側のターク県メーゴンゲーン校(โรงเรียนบ้านแม่โกนแกน)では、校内で体育祭が行われていた際、戦闘の弾丸1発が国境を越えて学校敷地内に落下してきたと言う。
学生たちは驚き、学校は体育祭を中止し、保護者に連絡して全校生徒345人を自宅に緊急避難させる事態が発生した。

学校は臨時閉鎖されている。

今回の戦闘は、この地域で1か月以上続く両軍の衝突の一環であり、直近の戦闘により100人以上のミャンマー住民がタイ側沿いに避難している。

タイ住民には、国境付近への立ち入りを避けるよう警告が出されている。

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