パタヤで流通するオレンジ色のヤーバー密輸ルートを追え! バンコクの密売拠点を急襲。

チョンブリー県バーンラムン警察署の警察官らは11月20日早朝、首都バンコクに向かい、37歳の麻薬運び屋の疑いがある男を逮捕し、結晶状メタンフェタミン(アイス)1kg超、ヘロイン260g、ヤーバー(覚醒剤錠剤)1,500錠を押収した。

容疑者は アヌポンで、バンコク・ヤンナワー区の賃貸アパート内で午前6時に逮捕された。

突破口となったのは数週間前。
パタヤ周辺で、普段はほとんど見られないオレンジ色のヤーバー錠剤が大量に出回っていることに、バーンラムン警察が気づいたことだった。
潜入捜査の結果、この供給源がバンコクの大物売人へとつながった。

容疑者アヌポンが中心的な密売人であることが判明すると、捜査員らはこの日の早朝、フードデリバリー配達員に変装。
カツラをかぶり、デリバリー用の袋を持ち、アパート前でおとり捜査によるアイスの受け渡しを手配した。
眠そうな容疑者が薬物を持って現れたところで、即座に警察官であることを明かして逮捕した。

押収された薬物などは、僧侶の托鉢鉢を模した貯金箱やダイヤル式金庫の中に隠されていたという。

取り調べでアヌポン容疑者は、背後に大きな組織があり、自分は「パイロット(運び役)」にすぎず、指定された場所に荷物を届けるごとに500バーツの報酬を得ていたと供述。
また、最近パタヤとチョンブリー県周辺に大量流入したオレンジ色のヤーバーを供給していたことも認めた。

当局は、パタヤという主要観光地に薬物を流入させたこの広域ネットワークを壊滅させるべく、捜査を継続するとしている。

いつも発言だけは勇ましいタイ警察、なんだかんだ言って末端の運び屋までしか逮捕しないのは…、
「なんでだろう~」
大ボス捕まえないの「なんでだろ~」

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