タイ・クッド島沖、観光客97人乗せた旅客船が船底破損。海上で漂流したまま緊迫の救助劇。

11月20日午前11時、タイ海洋安全センター・トラート支部は、ある企業のマネージャーから救助要請を受けた。

同社の旅客船が、午前10時45分にクッド島のアーオサラッド桟橋（ท่าเรืออ่าวสลัด）を出発し、レムソック桟橋（ท่าเรือแหลมศอก）へ向かっていた。

船にはタイ人および外国人観光客が乗っており、当時海上は強い波と風に見舞われていた。

出発から約30分、クラダート島（เกาะกระดาด）付近に到達した頃、航路全体で波が非常に強く、船底が破損したという。

そして客室内に海水が流れ込み、船長はすぐに事故を報告し、位置情報とともに救助を要請した、というものでした。

通報を受けた後、当局は関係各所の協力を受け、救助に向かわせたという。

最新情報では、観光客20人をチョンティスピードボート桟橋（ท่าชลธีสปีดโบ๊ท）に搬送。

一部の観光客は軽傷を負っており、応急処置が行われている。