ドンムアン近くの住宅半分が崩落し池の中に沈没。沈みゆくバンコク、自然からの警告か?

3月24日、ドンムアン警察は、賃貸住宅が池に倒壊したという通報を受けました。

倒壊したアパートは、ドンムアン空港にほど近いソラナコムソイ25の端にある低層住宅で、6部屋に分かれた賃貸住宅となっていました。
部屋前の通路も倒壊していた。
深さは1メートル以上におよび、屋根は崩落していました。

部屋の前に駐車されていたバイク3台も落下し、大破していました。

この崩落で、2名の住民がケガを負っています。

この賃貸住宅の5号室の住人タナットさん(58歳)は、シャワーを浴びようとしていたときに事故に遭遇したと話します。
「壁が割れる音が聞こえました。 最初は誰かがセメントを叩いているのかと思いました。 しばらくして、ドア枠が圧迫されていることに気づきました。 彼はショックを受けて部屋から出ようとしたがドアが開かず、ドアを突破して脱出しました。 しかし、別の部屋にいる弟を探しに行く途中、床と部屋はすぐに崩壊していました。 部屋に閉じ込められていたら、後ろに深い大きな池に飲み込まれるところでした。」

調査の結果、6部屋中3部屋が倒壊し、2名が軽傷を負ったことが判明しています。
住宅の下部に浸食があり、柱が倒壊していました。

今現在残っている他の3つの部屋もおそらく安全ではありません。
したがって、住民は退去する必要があります。

倒壊が起きた賃貸アパートは築40年以上の代物で、近くの池の浸食が倒壊の原因と思われます。
これまでにも同地区で民家が倒壊する事故が何度か発生していたと報じられています。

これまでも、バンコクの住宅が傾いているというニュースがしばしば報じられてきました。
数十年後には、バンコクの多くの場所が沈没するという説もあるくらい、地盤が弱いので知られています。
あなたのお住いは、大丈夫ですか?

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