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- タイ・チャオプラヤー川沿いでタグボートが住宅に衝突、3棟が川に沈む…。
タイ・チャオプラヤー川沿いでタグボートが住宅に衝突、3棟が川に沈む…。
- 2025/11/19
- 事故・火災(タイローカル)

11月18日未明、ノンタブリー県パーククレット地区チャオプラヤー川沿いで、タグボートが住宅に衝突し、住宅3棟が川に崩落した。
操縦士は操舵装置の故障を主張している。
66歳の家主サイピンさんは、事故が午前1時ごろに発生したと話す。
サイピンさん、姉、姪は就寝していたという。
「船の音が聞こえ、その後大きな衝突音がしました。家からは火花と閃光が見えました。私は皆に『逃げて!』と叫び、窓から逃げなければなりませんでした」と語った。
彼女によると、自宅は今年5月に修繕されたばかりで、基礎杭の費用だけで約30万バーツかかったという。
前方にある兄の家も最近200万バーツをかけて全面改修されたが、川に崩落し現在は居住不可能となった。
サイピンさんは、すでに操縦士に対して警察に被害届を提出している。
操縦士:急流で操舵装置が故障
事故を起こした30歳の操縦士ターンさんは、バンパインからサムットプラカーンまで一般貨物を輸送中だったと説明した。
クレット島に近づいた際、川の流れが異常に速く、操舵輪が故障したため制御を失い、住宅に衝突したという。

操縦士の妻:「逃げたわけではなく、本当に故障した」
28歳の操縦士の妻ギブさんは、衝突時に船で寝ていたと語る。
「大きな衝突音で目が覚め、流れに沿って船を漂わせるために操舵を手伝いました。逃げたわけではありません。船が止まった後、家主に事情を説明し、パククレット警察署に通報しました」
また、船には保険がかかっていなかったことも確認している。
現在、地元当局が構造物への被害を評価しており、警察は機械的故障の主張や補償責任について調査を開始している。
タイ人は事故を起こすと「先ずは逃げる」という選択肢を取りがちなので、今回が実際どうだったのかはわかりませんが、逃げ切れるかどうかがその後の分かれ目となります。






































