- Home
- もっと知りタイランド
- タイ内閣は、5種類のタイ在来猫を「国のアイデンティティ」として承認。品種保護・保存推進へ。
タイ内閣は、5種類のタイ在来猫を「国のアイデンティティ」として承認。品種保護・保存推進へ。
- 2025/11/19
- もっと知りタイランド

11月18日、タイ政府報道官は、内閣がタイ原産の猫5品種を「ペット部門における国家的アイデンティティ」 として承認したと発表した。
シリポン報道官によれば、1964年〜2024年の間に、政府はタイ文化を象徴するさまざまな対象を国家シンボルとして承認してきたという。
例えば、タイ象を国獣、タイ闘魚を国の水生動物、ナーガを国の神聖生物、ワイを国家的挨拶とするなどだ。
現在、純血のタイ在来猫として残っているのは以下の5種のみである。
・スパラック(カッパーキャット)
・コラート(シーサワット猫)
・ウィチアンマート(シャム猫)
・コンジャ(黒猫)
・カオマニー(ホワイトジェムキャット)

今回の指定の目的
報道官は、この指定は希少なタイ原産猫の保存の重要性を強調し、社会全体にその価値を認識してもらうことを目的としていると説明した。
併せて、統一された品種基準の確立や本物のタイ猫の繁殖促進にもつながる。
また、タイ原産猫に対する外国での登録・商業利用の主張を防ぎ、観光・クリエイティブ産業・文化ブランド化 を通じて経済価値を高める狙いもある。






































