パタヤで不法就労目的のインド人17名を検挙。VISAアリの者も取り消しで国外退去処分に。

11月18日、チョンブリー県の入国警察は、パタヤ中心部にある不審な住宅を急襲し、インド人男性17人を拘束した。
このうち15人はオーバーステイで滞在していたことが判明した。

現場で複数のインド人男性が不審な様子で出てくるのを確認し、そのまま建物内に突入。
違法物品は見つからなかったものの、生活状況や居住人数から、この住宅が不法就労者をかくまう拠点として使われていた疑いが強まったという。

その後の確認で、17人中15人がオーバーステイであることが判明し、残りの2人は有効な観光ビザを保持していた。
ただしこの2人についても、オーバーステイ者との関係や不法就労の可能性を調べている。

ある男性は「インド人ブローカーからパタヤでの仕事を紹介すると言われ、仲間と一緒にタイへ連れてこられた」と述べた。グループはビザの期限が切れるまで、この家にまとめて住まわされていたという。

入国警察は、この家がブローカーによる「待機シェルター」として利用され、外国人労働者をパタヤ各地に散らす前のアジトとして使われていたとみている。

オーバーステイが確認された15人について強制送還手続きを開始し、背後にいるブローカーの特定と逮捕に向けて捜査を拡大する方針。
また、オーバーステイではない2人についても、観光客を装った不法就労が確認されれば、ビザを取り消した上で国外退去処分とする予定だ。

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