「ガルフ ディベロップメント」日本格付研究所から信用格付け「A」を取得。

タイの大手企業ガルフ・ディベロップメント(Gulf Development)は、日本の格付機関「日本格付研究所(JCR)」から、信用格付け「A(安定的見通し)」を取得した。
これはタイの国債格付けと同等であり、同社の強固な財務基盤と高い事業力が評価された形だ。

同社はクリーンエネルギーやインフラ事業を中心に、通信、衛星、デジタル事業など多角的に展開している。
2024年の総収入は1,246億2,000万バーツで、内訳は天然ガス発電が1,110億バーツ、インフラ・公共事業が36億バーツ、再生可能エネルギーが30億バーツ、衛星事業が24億バーツ、マネジメント収入が7億5,800万バーツ、その他収入が37億バーツとなっている。

また、2025年4月にインタッチ・ホールディングスと合併したことで、収益リスクを効果的に軽減し、安定したキャッシュフローを確保している。

ガルフ社のサラットCEOは「日本格付研究所からの『A』格付けは、当社の信頼性と財務の安定性を裏付けるものであり、投資家や金融機関からの信頼をさらに高める重要な節目だ」と述べ、「今後、国際投資家を惹きつける機会を広げ、事業の成長と拡大を支えていく」と語った。

日本格付研究所は日本の金融庁に認可された主要な格付機関で、日本国内で60%以上の市場シェアを持ち、米国・EU・英国でも登録されており、その格付けは国際的にも広く認められている。

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