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【タイ】今年の水量は伊達じゃない!海水上昇と放流失敗?で2011年の大洪水に匹敵する水量に!
- 2025/11/10
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またあの時のように、放水のタイミングを間違えたのではないでしょうか。
11月9日、灌漑局はチャオプラヤーダムの放流量を毎秒2,700〜2,800立方メートルに増加しました。
その結果、ノンタブリー県の水位は前日より10センチ上昇し2.8メートルに達しました。
さらに11月14日まで海水の逆流が続く見通しで、川沿いの地域(パトゥムターニー、ノンタブリーなど)では浸水被害が発生しています。
ノンタブリー県は、川沿い約11キロにわたり数十万袋の土嚢を積み、防護壁を3〜6段(約60〜70センチ)に強化しました。
大型排水ポンプも多数設置し、道路冠水の水を川へ戻す対応を続けています。

水位は午前と夕方に上昇、昼夜で上下を繰り返す状況となっています。
ソムヌック県知事は「今年は2011年の洪水に匹敵する水量。上流の放流が急増すると危険」と警戒を呼びかけています。
また「船のスピードを落とし、波で土嚢を壊さないように」と注意喚起をしています。
最後に「防護用の土嚢を撤去しないこと、荷物は高い場所へ移すように」と住民に呼びかけています。

11月9日の朝、私の自宅のあるチャオプラヤー川の下流、サムットプラカーンでも、いつもは来ない住宅の集落の入り口を超えて、浸水していました。
今年の水量は伊達じゃない!







































