【動画】ロイクラトンの小銭拾いで溺れかけたタイの少女、義母から殴打。住民証言「日常的に虐待」

日本人はいとも簡単に「タイ人は優しい」とか「タイ人は子供好き」とか宣いますが、そういっている間にも、多くの子どもたちがクソみたな毒親たちに虐待され、仕事を強制されるなど悲惨な毎日を過ごしています。
そしてそのような状況を容認している社会がそこにあります。
現実をよーく、知ってから言って欲しい!

このニュースは、最後まで読むには、普通の人なら耐えられないかもしれません。
短い文章ですが、私も胸が締め付けられ、2度ほど読むのをためらいました。

SNSに投稿された内容には、このように説明がありました。
「ロイクラトンの際、少女(おそらく6歳前後)が灯篭の中の小銭を拾おうとして溺れかけ、地元の青年に助けられたましたが、その後、義母に平手打ちされた」とあります。
地元住民によると、普段から虐待を受けていたとのことです。

事件の経緯

地元の青年が寺で灯篭流しをしていた際、小さな少女が灯篭の中から小銭を拾っているのを見つけました。

その最中、少女は誤って川(池?)に落ち、溺れかけましたが、青年が助け上げました。
少女は震えながら、泣き崩れてしまいました。

撮影者や寺の人たちは保護者を探します。

すると義母がもう1人の子どもを連れて現れ、寺の人たちが「どうして子どもを一人にしたのか、溺れかけたのを知っているのか」と尋ねると、義母は怒鳴りながら少女に「お前のせいで私が怒られたんだぞ」と言い、あとから来た「少女の姉」の頬を叩きました(2人ともまだ幼い)。

そして一度は連れて帰るように見えましたが、結局、義母は2人をその場に置いて帰ってしまったそうです。

救助2人がブランケットを持ってきて慰めると、少女たちは「ママは帰った。パパに“今帰るとまた叩かれる”と言われた」と語っていました。

その後、撮影者が地元の人々に話を聞いたところ、

2人は義母の実の子ではなく、「義母の夫の兄の子ども」で、その兄は罪を犯し服役中で、義母が代わりに育てているとのこと。

しかし、少女たちは普段から「オレンジジュースの販売を強制されており、ノルマを達成できないと瓶の数だけ叩かれる」など、日常的に虐待されていると証言しています。

地域住民も「この家では子どものことでよく喧嘩の声が聞こえ、常に暴力がある」と話しています。

さらに、十分な食事も与えられず、学校に行っているかも不明で、まるで“働かせるために育てている”ようだと話します。

撮影者が心配して家を訪ねると、「すでに祖母または曾祖母のもとに戻した」と説明され、親族が「今後は自分たちで面倒を見る」と話したと言います。

そんな現実を知りながら、日本人が言うところの「子供好きのタイ人」が何もしないのは何故でしょうか。
いや、好きか嫌いかの問題はとうに超えていて、人間としてクソ過ぎます。
毒親もそうですが、周囲の人間もです!
こんな状況を目の当たりにして、放置できるというのはもはや人間の心すら失っています。

全く関係のない撮影者が自然と告発に動いたのは、人として当然のことかと思います。
ただそっち側の人間が非常に少ない、それがタイの現実です。

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