在タイ中国大使館が「格安ツアー」に警告! ガイドが買い物強要、拒否すれば置き去りだと脅迫!

10月15日、在タイ中国大使館は声明を発表し、「格安ツアー(激安旅行パッケージ)」への参加を控えるよう中国人旅行者に注意喚起しました。
これは、ツアーガイドが買い物を拒否した観光客に対して「置き去りにするぞ!」と脅す動画がSNSで拡散したことを受け、発せられた内容です。

大使館の対応と調査

大使館は、動画を確認後すぐにタイ観光警察およびタイ国政府観光庁(TAT)に連絡します。
その後の調査により、問題のガイドは中国籍で無許可(無免許)であり、買い物を強要して手数料を得ようとしていたことが判明しました。

大使館は声明で、「外国人がタイでツアーガイドとして働くことは禁止されています」と強調し、旅行者に対し、正規のライセンスを持つ信頼できる旅行会社を選ぶよう呼びかけました。
また、いわゆる「激安ツアー」には決して安易に申し込まないよう注意を促しています。

さらに、「団体旅行に参加する際は、信頼できる旅行会社を選び、旅行商品が価格と品質に見合うかを確認し、正式な契約書を締結すること」と述べています。

トラブル発生時は、
タイ観光警察ホットライン:1155
在タイ中国大使館領事ホットライン:02-245-7010
への通報を呼びかけています。

法的処罰

タイ観光局によると、この件は「旅行業およびガイド法」に違反する可能性があります。

・無許可の外国人ガイド:最長1年の禁錮または10万バーツ以下の罰金、またはその両方。
・タイ人名義貸しガイド:最長6か月の禁錮または5万バーツ以下の罰金、またはその両方。
・不当な営業行為を行った旅行会社:5,000〜5万バーツの罰金、および最長6か月間の営業停止。

現在、当局は問題の旅行会社を特定し、詳細を調査中とのことです。

罰則を10倍にしたら、大分なくなりますよ。

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