日本語通訳のタイ人、落とした財布を返さないタクシー運転手を告訴「ガソリン代に使った」

タイ・ノンタブリー県のバンブアトーン警察署で、40歳の日本語通訳サラウットさんが、落とした財布を返さなかったタクシー運転手を告訴しました。

事件は9月27日午後3時頃、ラッタナティベート通り沿いのガソリンスタンドで発生しました。

サラウットさんが財布を落とし、後に緑と黄色のタクシー運転手(チャナンチャイ氏)が拾ったことが判明しました。

財布には現金2,080バーツ、クレジットカード、ATMカード、身分証明書などが入っており、防犯カメラ映像も証拠として残っています。

サラウットさんが連絡を取ると、運転手は「書類は郵便ポストに入れた」「現金のうち800バーツは車のガス代に使った」と説明してきたと言います。

返還を求めたものの、「返さない」と拒否したため、正式に刑事告訴しました。

サラウットさんは、「お金の問題ではなく、社会のモラルの問題です。拾ったものは必ず持ち主に返してほしい」と語っています。

警察によりますと、運転手の行為は横領罪(他人の財物を不法に占有)にあたり、懲役3年以下の刑罰が科される可能性があります。

警察は、運転手に対し召喚状を発行する準備を進めているとのことです。

ちゃんと罪に問いただしてほしいものですね。
タイは誤れば許すような場合もありますが、それでは犯罪者が全く反省することを覚えないので。

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