児童売春の現場、15歳のミャンマー人少女ら3名を救出。「チェンライ・ファーサイ作戦」

10月3日、チェンライ県知事は、人身売買防止のキャンペーンの一環として「チェンライ・ファーサイ作戦」を指揮しました。
市内のホテルで強制捜査が行われ、児童買春の仲介を行っていた斡旋業者1名が現行犯逮捕され、人身売買の被害者とみられる少女3名が救出されています

その中には、15歳のミャンマー国籍の少女が含まれていました。

この事件は、市民から「未成年を使った売春が行われている」との通報がきっかけでした。
調査の結果、斡旋業者はLINEを利用し少女たちの写真を客に送り、選ばれた子をホテルや指定場所に連れて行くといった手口を使っていたと言います。
料金は一回あたり1,800〜3,000バーツで、少女に渡るのは約1,000バーツに過ぎず、残りは業者が取り分としていました。

救出された少女は取り調べに対し、「生活が苦しく、米を買ったり家族に仕送りするために仕方なく売春をしていた」と証言しています。
特に15歳のミャンマー人少女は、典型的な人身売買の被害者であることが確認されています。

当局は、背後にあるネットワークや他の加害者の摘発も視野に捜査を続けていると主張しています。

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