バンコク、ワチラ病院前道路陥没事故。復旧作業進み10月9日全面再開へ。雨の影響は軽度。

10月3日、チャチャート・バンコク都知事は、ワチラ病院前のサームセン通りで発生した陥没現場を視察しました。
同日午前5時頃、約23ミリの雨が降り、陥没箇所に軽度の冠水が発生したと報告されていました。

現在の進捗については、砂の充填とサームセン警察署庁舎の仮設補強が実施されています。
降雨により一部地盤が沈下したものの、専門家と当局が今後の対応を評価中です。

それでも全体的には計画通りに進んでおり、バンコク都のチームは大量輸送機構(MRTA)の指示に従い、必要に応じて排水ポンプを使用する準備を整えています。

前日は約1,300立方メートルの砂が追加され、累計で約3,500立方メートルに達しました。
陥没部分のコンクリート板は撤去され、一部の砂はサムセン警察署庁舎の下に押し込まれています。さらに安定性を高めるため、仮設杭も設置されています。

防災・減災局は建物の動きをカメラで監視していますが、これまでに大きな異常は確認されていません。

道路の再開については、砂の充填作業が10月4〜5日に完了する見込みで、その後に新しい道路層の建設が行われ、10月9日に全面再開が予定されています。

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