タイが世界的な人身売買の中継地点に。タイ・バングラデシュの人身密輸ネットワークを摘発。

タイ入国管理局第2管区司令官は、任期最終盤に大きな摘発を実施しました。
そして、ミャンマーからマレーシアへ至る越境人身密航ネットワークを摘発し、タイがその中継地として利用されていたことを明らかにしました。

8月12日、ドンムアン空港で不審な動きを見せていたバングラデシュ人のゾイド容疑者(47)を取り調べたところ、ミャンマー経由で不法入国し、マレーシアへ向かう計画を自供しました。
その後の捜査の結果、タイ人のフィルダウスという人物を中心に、バングラデシュ人協力者「M」と共に密航を手配していたことが判明しました。

9月30日、警察はバンコク・ラムカムヘン65通りのアパートを急襲し、フィルダウスを逮捕。
賃貸契約書など密航に使われた証拠も押収しました。
さらに現場でミャンマー人のジョシュア・ウィン(40)も発見され、彼は帰国途中で組織に一時的に匿われていたと伝えられています。

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