バンコク道路陥没事故でどうなるMRTパープルライン?! 工事そのものの見直しすべきとの声も。

9月24日に発生したバンコク・ワチラ病院前道路陥没事故は、現在建設中のMRTパープルライン電車プロジェクト(地下鉄区間)の工事エリアでもありました。

MRTパープルライン(タオプーン~ラットブラナ)の土木工事に関する契約は、タイ都市高速鉄道公社(MRTA)と建設請負業者の間で行われました。
合計6件の契約が締結され、その総額は820億バーツにのぼります。

建設進捗とタイムライン

2025年8月時点で、全体の工事進捗率は61.80%。
MRTAは全6件の土木契約について、着工通知(NTP)発出から計2,005日で完了する工程を設定しています。

つまり、工事は2022年に始まり、2027年に開業予定となります。

道路陥没が起きた現場は、ワチラ病院駅の建設区間であり、パープルライン計画の一部でした。

この区間は契約1に該当し、タオプーン~国立図書館間のトンネルおよび地下駅の設計・建設を担当するもので、予算は194.3億バーツ、施工者はCKST-PLジョイントベンチャーだと伝えられています。

今回の陥没事故により、工事そのものの見直しが必要なのではないかという声も上がっています。

バンコク、ワチラ病院前の陥没事故。サムセン警察署のも崩落の危機。陥没被害さらに拡大中!

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る