サムイ島と本土を結ぶタイ初の海上吊り橋建設計画、開通は2037年予定!
- 2025/9/21
- タイ南部

タイ高速道路公社(EXAT)は、サムイ島と本土を結ぶタイ初の海上吊り橋建設計画を正式に確認しました。
総投資額は、約550億バーツと見込まれています。
全長37.4kmの高速道路は、2025年末に第3回公聴会を実施し、環境影響評価(EIA)は2026年初めに完了予定。
その後、2026年末までに閣議に提出され、2032年着工、2037年の開通を目指しています。
この高速道路が完成すれば、1日あたり7,000〜8,000台の車両利用が見込まれ、フェリーで最大3時間かかる移動が15〜20分に短縮されます。
EXATは、30年間で4,000億バーツ以上の経済効果を生み、サムイ島がプーケットに次ぐ観光地としての地位をさらに強化すると見込んでいます。
設計は国際的な安全基準に基づき、大地震や暴風にも耐えられる構造となり、300メートルの支間と50メートルのクリアランスを確保し、軍艦や救援船も通行可能とします。
また、この事業は官民連携(PPP)モデルで進められ、上下水道、電力、通信インフラ用の橋梁利用も想定して公共事業機関が共同投資する計画です。