2025年8月の訪日外国人、過去最高の343万人に。観光大国タイの最大のライバルは日本!

報道によりますと、2025年8月の訪日外国人数は過去最高を記録し、343万人に達したと言います。
これは前年同月比16.3%の増加で、記録的な猛暑にもかかわらず、過去3か月で最も高い伸びとなっています。

日本政府観光局(JNTO)によれば、8月の訪日外国人は前年同月比16.9%増の343万人に達し、パンデミック以降、毎月観光記録を更新する傾向が続いているといいます。

日本の観光業の成長は、円安によって外国人観光客の購買力が高まったことが大きな要因とされています。
しかし、香港など主要市場からの観光客数は減少し、直近2か月の成長率は一桁にとどまっています。

8月の訪日外国人は過去最高の343万人

アジアの金融拠点からの訪問者は8月に8.3%減少したが、7月の36.9%減、6月の33.4%減に比べれば改善しました。
SNSで広がった地震の噂が減少の一因とされています。

一方、韓国からの観光客は7月に10.4%減少したものの、8月は前年同期比8%増と回復。
中国からの観光客は依然として多く、8月は36.5%増で100万人以上が訪れました。

経済面でも明るい兆し

先週発表された公式データによると、今年4~6月期の日本経済は前期比2.2%成長し、当初予測を1.0%上回っています。
輸出やサービス、国内観光消費も前期比2.0%増加しています。

ただし、米国のトランプ大統領による15%関税の影響が7~9月期に表れ、経済成長は鈍化する可能性があると報じられています。

今や観光大国タイの最大のライバルが、日本になっているのかもしれません。

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