3件目! タイ東北部のカラオケ店が未成年売春の斡旋場所に! 店主は容疑を否定、警察は信用せず。

9月18日、ブリーラム県の警察は、逮捕令状に基づき、カラオケ店経営者のアーイ容疑者を人身売買容疑で拘束しました。

この事件は、警察が15歳未満の少女3人による売春行為に関係した潜入捜査によって明らかとなっています。
捜査の結果、このカラオケ店が売春の取引の場として利用され、経営者が1回あたり200~300バーツの取り分を得ていたとされています。

警察は、少女らが自力で客を見つけるのは困難で、特に利用者の多くは高齢男性であることから、背後に仲介役がいると判断し、徹底捜査を指示しました。

その後の調べで、カラオケ店主アーイ容疑者が関与していたことが判明し逮捕に至りました。

 

容疑者の供述

アーイ容疑者は、以下のように供述しています。

「14年以上カラオケ店を経営していたが、一度閉店して移動販売(車による食品販売)を始めた。しかし競合が多く利益が少なかったので、再びカラオケ店を開いた」
「少女らが来店して働きたいと言ってきたが、給料は払っていない。売春行為については関知しておらず、宿泊もさせていない。自分は一切取り分を得ていない」

と 容疑を否認しています。

しかし警察は複数の証拠から「売春を黙認・便宜供与していた」と判断し、容疑者の供述を信用していないと言います。

罪状

結果、警察は、アーイ容疑者に以下の5つの罪状を適用しました。

①人身売買(15歳未満を対象とした売春から不正利益を得る行為)
②他人の売春を助長・保護・便宜供与する行為
③他人の売春から利益を得る行為
④売春婦と利用者の間を取り持つ行為(仲介)
⑤13歳未満の児童に対する性的行為のあっせん(本人の同意があっても違法)

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