タイ北部ナムナーオ国立公園、野生ゾウが電気柵で感電死。当局が捜査を開始!

9月11日、アッタポン国立公園・野生動物・植物保護局長は、ナムナーオ国立公園の園長からの報告を明らかにしました。

報告によりますと、ペッチャブーン県ナムナーオ郡の村長から「野生ゾウの死骸を発見した」との通報があったと言います。

これを受け、調査を開始しました。
発見されたのは野生のアジアゾウで、オス、推定10歳、牙を持つ個体でした。
死骸は右側を地面に横たわる状態で発見され、口先付近には長さ約50センチの竹の棒が倒れていました。

さらに検視の結果、左側の鼻先に長さ約8センチの傷があり、皮膚や筋肉が焼けただれていた。
また右側の鼻先にも、上方約20センチの位置に長さ16センチの焼け焦げた傷が確認されています。

獣医師の見解では、死因は感電死とされています。
これを受け、国立公園の職員と獣医師らはナムナーオ警察に告発し、加害者の特定と法的措置を進めることとなりました。
なお、両方の牙はナムナーオ国立公園で保管され、その後国立公園・野生動物・植物保護局に送付される予定とのことです。

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