タイ初!チェンマイに電動トラム導入へ、観光名所を15駅で結ぶ AWCが官民連携で推進。

タイの大手不動産開発会社アセット・ワールド・コーポレーション(Asset World Corp:AWC)は2026年10月22日、チェンマイ県の行政機関や地域社会と連携し、旧市街の主要観光スポットを結ぶ電動トラム「チェンマイ・トラム・バイ・ランナティーク」の導入を推進すると発表した。

AWCによると、タイ初となるクリーンエネルギーを利用した電動トラムサービスで、チェンマイ旧市街を囲む堀の周辺に15の停留所を設置。
歴史的建造物や寺院などの観光名所を結び、環境に配慮した新たな移動手段を提供する計画だ。

トラムは単なる交通手段ではなく、チェンマイの歴史や芸術、ランナー文化を体験できる観光サービスとして位置付けられている。
車両やサービスには伝統的なランナー文化を現代的に取り入れ、街全体を「生きた博物館」として楽しめる観光体験を目指す。

同日、AWCはチェンマイ県、チェンマイ県行政機構、チェンマイ市などの関係機関と、持続可能な都市開発に向けた協力枠組みに調印した。
式典にはトッサポン・プアンウドム県知事、ピチャイ・ルートポンアディソーン県行政機構首長、アッサニー・ブラナパコーン市長、AWCのワラパー・トライソラットCEOらが出席した。

今回の協力では、都市開発と公共空間の整備、観光ルートの連携と地域経済の活性化、交通システムの整備とテクノロジー活用、環境保全と持続可能な観光、ランナー文化や芸術・伝統の保護という5分野を重点的に推進する。

電動トラムの導入により、観光名所やホテル、商業施設、既存の交通機関、地域コミュニティーを結び、観光客の回遊性を高めるとともに、地元事業者への経済効果や地域住民の所得向上につなげる狙いがある。

AWCのワラパーCEOは「チェンマイの豊かなランナー文化や地域の暮らし、自然の美しさを守りながら、持続可能な観光都市として発展させたい」と述べ、芸術・文化を生かした世界水準の観光地づくりを進める考えを示した。

また、ピチャイ県行政機構首長は、今回の官民連携がチェンマイの経済、観光、交通、文化保護の発展につながると期待を表明した。

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