タイには「国歌」と「王室賛歌」があります。「王室賛歌」に起立義務化案。違反者に刑事罰。

タイ上院議員が、王室賛歌への起立を義務化し、違反者に刑事罰を科す法改正を提案した。

3月24日の上院会議において、アロンゴット(อลงกต)上院議員は、王室の保護と尊重に関する特別委員会の一員として、検討結果を報告した。

その中で同議員は、王室賛歌(เพลงสรรเสริญพระบารมี)への敬意の示し方に関する法整備の必要性を指摘した。
現在、タイ国歌(เพลงชาติไทย)には起立を義務付ける法律が存在し、違反すれば罰金や禁錮刑が科される一方で、王室賛歌については同様の法的規定がないと述べた。

このため、映画館などで王室賛歌が流れた際に起立しないケースを巡り、他の観客が注意したり、トラブルに発展する事例が発生しているという。

アロンゴット議員は、王室賛歌はラーマ5世の時代から使用されてきた歴史ある楽曲であり、国歌と並ぶ重要な存在だと強調する。
その上で、国歌と同様に起立を義務付け、違反した場合には刑事罰および罰金を科す法律の制定を提案した。

また委員会としても、国歌および王室賛歌への敬意を促進するための啓発活動を継続していく方針を示した。

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