タイ南部クラビーの旅客船、燃料高騰でも運賃据え置き。観光客減少のダブルパンチで困難続く。
- 2026/3/19
- タイ南部

タイ南部クラビー県で、ピピ島とランタ島を結ぶ定期旅客船の運航業者が、燃料価格の高騰と観光客の減少という厳しい状況に直面しながらも、運賃を据え置きのまま営業を続けているという。
パークロンジラード観光港から発着する船は、観光シーズン終盤を迎える中でも通常通り運航しているが、利用客は減少傾向にあり、1便あたりの乗客数は50~100人程度にとどまっている。
利用者の多くは、ヨーロッパやイスラエルからの観光客だという。

現在の運賃は、地元住民や島内の従業員が200バーツ、外国人観光客が400バーツに設定されている。
一方、1往復あたり約700リットルのディーゼル燃料を消費するため、便によっては赤字運航となるケースも出ている。
運航業者は「一部で損失が出ているものの、現時点では値上げは行わない」とし、今後1~2週間の燃料価格の動向を見極めた上で、必要に応じて関係当局と協議し運賃改定を検討する方針を示した。
燃料コストの上昇と観光需要の減退が重なる中、観光地を支える海上交通の運営は厳しさを増している。







































