なぜタイでは男性より女性が多いのか? 男性の方が多い5県からその理由を知る。

タイは昔から、男性より女性が多いと言われてきた。
タイメディアが、その理由と最新のデータを紹介している。

2024年の国勢データによると、タイ全国では女性の数が男性より約160万人多いことが判明した。
一方で、総人口は減少傾向が続いており、出生率の低下と高齢化社会の拡大という問題を反映している。

しかし、このような全国的な傾向の中でも、男性の人口が女性より多い県がタイには5県存在しており、これは興味深い例外となっている。
これらの地域は、経済構造や労働移動、地域の特徴をはっきりと示している。

タイの最新人口データ(2024年更新)

内務省地方行政局の中央登録局が2024年12月に発表したデータによると、タイの総人口は 65,951,210人 で、前年より 101,405人減少した。

内訳は次の通り。

・タイ国籍者:64,953,661人
・外国籍者:997,549人

全国の人口内訳

・男性:32,145,282人(前年比 −78,726人)
・女性:33,805,928人(前年比 −22,679人)

2024年時点で、女性は男性より1,660,646人多く、割合では約5.17%多い。

また、人口減少の傾向の中でも、男性の減少数が女性より多いことも分かっている。

ただし県単位で見ると、男性人口が女性より多い地域も存在し、特に5県ではその差が比較的はっきりと見られる。

男性の人口が女性より多いタイの5県

1. メーホンソーン県

男性が女性より 3,364人多い(+2.31%)

山岳地帯と国境地域で、男性労働者や少数民族人口が多い地域。

2. ターク県

男性が女性より 7,269人多い(+2.06%)

国境の重要地域で、工業・建設業や外国人労働者の男性が多い。

3. ラノーン県

男性が女性より 961人多い(+0.99%)

港町であり、漁業や外国人労働者など男性労働者が多い。

4. サケーオ県

男性が女性より 960人多い(+0.17%)

東部国境県で、男性労働者の流入が続いている。

5. ブンカーン県

男性が女性より 185人多い(+0.09%)

差は小さいものの、男性人口が女性よりやや多い県。

なぜこれらの県では男性が多いのか

これら5県で男性人口が多い主な理由は、地域の地理的特徴や経済構造に関係している。

国境地域、港湾都市、産業地域などでは、働き盛りの男性労働者が多く移住してくる傾向がある。
一方で、女性は教育やサービス業の仕事を求めて大都市へ移住する傾向が強い。

日本は?

ちなみに日本の男女比がどうなっているかというと…。(2024年)

・総人口:1億2,380万人
・男性:6,013万人
・女性:6,367万人

男女比で見ると、女性の方が男性よりも約354万人多くなっている。
これは、平均寿命が女性の方が高いためと言われている(女性:約88.2歳、男性:約82.1歳)
最近の出生率ではやや男性の方が多いようで、若い層では男性の方が多くなっている。

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